となりのスゴイ・中国

中国の、風景、習慣、食べ物、本、グッズ

開始!高考評巻工作

   中国・大学全国一斉試験が終わりました。終われば、

   当然、次はその採点・・・ですよね。

    今日の中国の朝のテレビニュースはそれでした。

 

    昨日、お話しましたように、その受験者の数があんだけ

   多いと、それに伴い各試験会場だのその準備だの、直接

   受験生と関係する親族だのの総体はものすごい数になるんだ、

   ということをお話しした。

    で、終われば今度はその採点ですよね。これまたまた大変。

   採点する側の数もさることながら、数学なんか?はまぁまぁ

   ・・・でも、作文なんかもさせてますんで、その採点って、

   どうなって、どうやってるんでしょうね。

     そこは、こっちが幾ら気をもんだところで関係ないんで、

   あと10日間ですか、23日あたりから、各地で発表される

   ようですよ。

     その間、これまで溜まりにたまった、受験生たちは今頃は

   爆睡とできなかった、遊びに精出してることでしょう。

 

    で、今日、伝えたかったのはこれではなくて、

   中国のこの「高考ガォ・カォ」熱も、このコロナ数年を経て

   やっと少し落ち着きを取り戻して?来たということを。

    これって、好いことなんじゃないですか・・・?ってことを

   お話ししますね。

 

    実は数年前までの、中国国内ですよ、その報道やら各種の

   扱いを見ても、ちょっと行き過ぎでしょ!!と思って見てた。

    恐らく、多くの中国の人にも賛同してもらえると思う。

   なんせ、この時期、6月、「高考」が近づいたという、

   それだけで、もう、倒数×日・・的な、カウントダウンの

   報道が始まると、全国各地からの、一大イベントを盛り上げ

   ようというのか、様々な報道が。それはもう、お祭り騒ぎです。

   その騒ぎに、時折は受験生そのものもさかなにされたりして、

   どんなに学校に缶詰めになって、どんなに寝ないでガンバって、

   教員たちはそれを鼓舞するためにこんなことまで・・・的な、

   動画で溢れ、日を追うごとにそれはヒートアップ!!

    当然、当日はもうどこも、受験会場前のカメラからの実況中継

   が各地で。それは、試験が終わるまで続き、

    その間も、試験日だったり、途中のこぼれ話を拾って報道。

    今年もありましたよ、でも、数はグンと少なくなった。

 

   全部書いてると、大変だ!!早い話が、この時期、これ一色!!

    ・・・ってのが、亡くなった。普通に?普通のニュースを

   やったうえでの、ちょいとこれにも触れなくちゃね・・ってな

   感じ。これ、いいでしょう。これでいいはず。

 

     結局、一言で言えば、これに限らずですが、

    まぁ~”成熟”した、と言っておきましょうか。

    これまでは、余りにナマだったのが、一定の時を過て

    成熟期に入った。ナマはナマで、みずみずしい新しさは

    あるものの、ものごと、いつまでもそうあるわけでは

    なく、変わります。変わらなければいけません。

 

     ・・・ということで、日本のこの「高考」に関する

    報道もまた、変わり始めていおります。

     長くなったので、最後に、いつも同じことを言ってる

    んですが。日本のこと中国に関する報道はちょっと・・

 

     この話、もう何度もしてますが、なにゆえ、日本は

    そんなに細かなことまで中国のことを報道してるの??

    ってことです。他の国の大学受験の様子なんて取り上げ

    ないじゃないですか、イタリアやドイツやアメリカも・・

    なのに、中国のは・・たまに韓国のも。

     しかも、その取り上げるシーンはかなり限定された

    あるいは、とっても稀だったり。

     それって、このブログの春先の「全人代」の時も

    たしか??言いました。

      カンジンの事?は、伝えないが、そんなどうでも

    いいことをわざわざ取り上げるのは、単に珍しいから

    ・・・の報道者の視点なんでしょうか。

    ・・・ここでは、ず~っと、そのことを書いています。