暖かくなった、中国。
新茶の季節。茶摘み。
この風景は毎年のことなんですが、
近年の変化は、この季節に、この茶摘みを体験?というか
この季節を目がけての、茶摘み体験旅が流行ってるようで、
・・これは何を証明してるか?というと、
これまでの、ただ美しい雄大な気宇な風景を求めての旅行から、
中国の人たちも体験型旅行へその関心を移しつつある、
ということですね。
つまり、自分たち、とりわけ、都市部に住む人たちにとって
いかに自分たちの普段の暮らしが、コンクリートとクルマとヒト
に囲まれていることに気づき、
自然を求め、さらにその自然と触れる旅に関心を移しつつ
あるということの証明なわけですが、
これまた、先日も書いた、中国の人たちの物質的な豊かさ
から、精神的なものへ・・の移行は、
とりもなおさず、それだけ暮らしに精神的にすこし”ゆとり”
を持ち始めた・・ということの証明で、
自然に目が向く・・ということは、大切なことです。
そして、この美しい自然を守るためには・・・
というところへ、更に進んでほしいものです。