昨日はその、中国の連続テレビドラマ。とりわけ、警察もの
に頻繁に登場する、カップ麺を食す人、そのお話でした。
今日はまた、違うシーンでですね、わたしがすぐに
思い浮かべるのは、わたしが、中国にいるのは当然?旅行者
ですからして、旅の途中にあるわけですね。
かつ、中国ではあんまり・・ってか、飛行機での移動は
どうも、移動!!って感じで、旅の気分ってんですか、旅情
ってんですか、味わえないので、時間が許すなら列車ですよ!
列車!!できればこっちは急がないので、中国新幹線でなく、
ですねできれば普通車、寝台車・・・の選択が多い。
で、今日のお話になるんですが、列車内で実によく目にした
のが、このカップ麺を持ち込んで食べてる人たち。多い!!
ご存じですかねぇ??ごくごく簡単に言うと、中国はお茶
文化がまずあって、また、乾燥の度合いがひどい地域も多く、
かつ中国のお茶は、茶葉をバッと器に注ぎ、お湯をドバドバ
法式。つまり、急須的な道具は要らず、茶葉と杯子ベィ・ズ
があればOK・・って、かなり端折った説明をしてますが、
要するに、どこでもお湯は貰える??ってか、お湯はついて
回るってか、この場合で言うと、列車に必ず給湯場というか
給湯器が設置されてまして、いつでもお湯は使い放題。
・・・が中国の基本。お湯はどこでも貰える。
となればですね、お湯があって、カップ麺もある。
そりゃまぁ、下手な??駅弁よりはいいよね~ってことに。
もっとも駅弁的なものは、なくて、時間になれば弁当は
売りには来るんですがね、これがまた、中国人感覚では
高いんですよ、旅人の足元をみてるかもね。
そこで、これですよ。
もう、席に着いたかどうか、と思ったらお湯を汲みに。
あつあつの容器をそろそろと持ち帰って、席に着けば即
あちらこちらから、ズルズルズルズル、メンをすする音が。
他人の食べてるのはこれが美味しそうに見えるんですよ。
特にこっちもお腹が空いてて、冬なんかの寒い時に、熱々
のを啜ってるのを聞いて見てるとね・・・。
この印象がとても強い。さて、時代は中国の列車も
どんどん高速化。中国式新幹線、動力車が主力?となって
まぁ以前よりはずっと近代的ですし車内も綺麗!!
近い距離の移動だと、いわゆる出張族なんかも多くて、
日本のそれと、そう変わらない雰囲気・・・・
・・・ところがいましたよ、そんな中でも、ズルズル
の人が、どこか田舎から出てきて帰るんでしょね、初めて
こうした列車に乗ったのかも・・・、周りの取り澄ました
雰囲気に全く動ぜず、メンをすすってる親子が・・・
いま、中国でもちょっと論議を呼んだりしてますね、
新幹線の中でカップ麺は如何なものかと・・・
ってことは、この風景もまもなく見れなくなるという
ことですかね。
あの人たちは貴重な??人たちだったんだぁ~!!