となりのスゴイ・中国

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冷面 ロン・ミェン

  面の色が違いますよね、更に、キムチなんかものってます。

   暑い日が続いてます。今日は、冷麺のお話です。

 

  これまた、この麺ばなしに入ってすぐだったかな、触れましたが、

  中国の人たちは、とりわけ食事と、飲み物もそうか、

  基本、基本ですよ、熱いものを食しますし、飲みます。

  これって、大雑把に言うと、中国の衛生状態と水 に

  その要因があって、冷たいものは危険??だったんですね、

  だいぶん、改善?はされたてきました。

 

   以前はですから、あの油と強い火力で一気呵成に仕上げる

  料理が多く提供され、夏だろうが、手間ではありましたが、

  「熱いうちに食べて!!」ってのがおもてなし、だった。

 

    そんな時から、この「冷麺 ロン・ミェン」

   があったのが、吉林省ですね。わたしもここで中国で

   初めて冷たい面を食べましたね。

    何故って、ここ吉林省は地図を見ていただければ

   すぐにお分かりになりますが、お隣が、韓国。

    ここに多くの朝鮮族と呼ばれている人達が暮らして

   いて、これに限らず、食事は韓国料理!!ってな家も

   普通にあって、わたしが入ったお店も、メニューが

   ハングルと中国語の併用でしたし、味も調理法も

   韓国式!!でしたね。

     カライ、辛い、でも美味しい!!冷麺でした。

 

    そして、その後近代では中国の各地で、なまの野菜も

   食べるようになりましたし、冷たいものへの抵抗感?

   もダイブン薄れ、

    日本でいうところの、冷やし中華??ってんですか

   あれに似せたやつも見かけるようになってきましたしね、

   やっぱ、暑い時でもフゥフゥいいながら熱いものを!!

    ・・・という方もまだまだ大勢いらっしゃいますが、

   暑いなら、冷たいものでしょ!!という若者に押され

   今後ますます、この冷麺需要?は増えていくし、色んな

   冷麺がぞくぞく出てくるでしょうね。

 

    ・・・ってことで、これから、

   いろ~んな冷麺がでてくるんですが、ただ、この冷麺の

   定義が、はっきりしてないので、まぁまぁ、

   熱い面に対する、冷たい面、という意味での冷麺です。

 

    上海で食べた、冷麺は日本の冷やし中華に近かった。

   あれって、ひょっとして、店主は日本に住んだことが

   あったりする人なのかも。