毎回似たような写真で申し訳ない!!今日も面の話ですが、
中国で面の話をして、欠かせない一つがこれですね。
烩面 フィ・ミェン
この火偏に会の字が日本漢字にないんですかね?出ない。
木偏に会の、桧や、糸偏に会の絵の字はあるんですが・・
先ずこの、中国語のこの烩の意味は、とろみを意味してまして
調理法の一つとして、先にもお話ししました、とろみ、
日本語の、あんかけ~とかの類ですか、一番安直?なのは
片栗粉で・・・ですが、ここでの烩面の多くはそうしたとろみ
ではなく、どうやら煮込んで、その煮込んだ先のとろみ を
指してるようにわたしは思う。
ですから、特段、片栗粉を使ったりはしてないですね、どの店も。
あとは、菜単ツァィ・ダン(メニュー)でよく目にするのは
羊肉烩面とか、三鮮烩面だったり五鮮烩面だったり、
前に地名のついた、河南烩面とか、✖✖烩面がありましたね。
もののガイドブックによると、この地方の面の歴史は古く、
河南は遠い昔の都、洛陽の町でもありますし、
近代では省都、鄭州。交通の要所ですし、街もデカい、人も多い。
が、あったり、まぁまぁ中国の中ほどのところです。
こんな通りにメンやさんが結構な数ありました。
河南は、何と言っても、歴史の舞台の場所ですから
観光地に苦労はしない・・食べ物も結構面白のがあった。
そこで、面の話ですが、
やっぱ本場??をうたってるお店がたくさんあって、
その場で麺をうってる、っていうか、引き伸ばしてそのまま
鍋に投入!!的な光景をよく目にしましたけど、
ここの面の多くは、丸形ではなく平べったい形のが多くて
日本のあの、きしめん 的な。
これが程よく煮込まれて、周りの具もちょっとグタグタに
煮込まれて、全体にたぶん面から出るでんぷん質でとろみが
ついて、それがよく具材の味を面にからませて、
美味しかった!!
日本の中華料理屋さんや、麵屋さんに入っても、
わざわざこの烩面を名乗って??メニューに入れている
お店がないので、ちょっと残念!!