となりのスゴイ・中国

中国の、風景、習慣、食べ物、本、グッズ

刀削面 ダォ・シャォ・ミィェン

  こちらの面も最近では日本でもご存じの方が多い、

  刀削麺 ダォ・シャオ・ミィェン

  日本では、トウ・ショウ・メン

   少しずつ、音がズレてます?がまぁまぁ・・

  でも、以前に、「刀削麺って、中国のあの鄧小平と

  関係あるんですか?」という独創的な女性がいたが、

  あちらは、トウ・ショウ・ヘィ でしょ!しかも

  日本語読み、更に、最初のトウ・ショウしか音を

  とってないのは明らかに可笑しいでしょ!!

   まぁまぁ、独創的?発想ではありますが・・・

 

   こちらはもう、ご存じのように、具材とか、味とか、

  調理法とは全く別の観点から名前がつけられていて、

  刀ダォは、中国では包丁を指してますがこの場合ってか

  この麺を削るのは、あの中華包丁ではなくですね、専用の

  薄っぺらい、柄もついてない、金属のただの板です。

   これを使って、見事にこう~うわっ皮を薄く削って、

  鍋に飛ばす。これが真ん中の字、削 シャォ 。

   まぁ、職人さんによっては、遠くまで麺を飛ばして見せ

  たりして、それがまた人気になってたりしますね。

 

   この麺は、ほかの面と違ってこねって固めるその硬さ

  というか、水分と麺粉の割合が大切です。

  あの、丁度の硬さを感覚で覚えてるんでしょうね、きっと。

 

   このシリーズ??の最初でお話ししたように、

   中国には三食、一年中、お米なんか?ってかお米を食べない

   小麦があれば大丈夫!!って人たちがいるんです、

   その人たちの多くいる中国の一つの地方が、山西省

   ここの人たちはその時、提起した、面食の人たちで

   そこの名物??ってか最初はそんなんだったのが、今や

   中国でもどこでも見かけますよ。

 

    もう一つ、この面で触れておきたいのは、

   日本人が面でよく話題にする「コシ」があるかないかの

   論争ですが、面に「コシ」を求める日本人とは違い、

   そんな「コシ」の言い方も中国語では適当なのがなくて

   熟語てきには「弾力」ですかね、この中国語はあります。

   もっと一般的には、中国語で「筋道ジン・ダォ」なんてな

   のもありますが、これだと日本語では、お前の言ってる

   ことは「筋道」がたたない・・的な、お話のその内容に

   限定されそうで、「粘度」ねばり??の度合いのってな

   言い方もちょっとね・・・

    結局この日本語の「コシ」の解釈?が難しい。

    日本人にとって「腰」かなり重要ですからね、

    「腰が低い」「腰が抜ける」「腰を抜かす」

    などなど、どれも訳しづらい。

 

    中国の人はあんまり「腰」は重要視してない。

   でもまぁ、この面、食感は楽しんでいるはずで、

   だからこその人気なんでしょう。