となりのスゴイ・中国

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方便麺番外編 排隊パィ・ドゥィ

排隊パィ・ドゥイ、並ぶ人たち

   メン話、インスタント麺はなしから、少し話は外へ。

   昨日の面館からの続きとなります。

 

    何時のころだったろうか、中国の旅先で、

   しばしば、面館の前でこうした排隊パィ・ドゥイ

   の様子を目にした。

    それって、いずれも、日本から中国へ進出したラーメン店

   の前だった。

    へぇ~日本の拉麺がこんなに、受け入れられるのかぁ・・

   というか歓迎されるんだぁ~・・・と思って、見ていた。

    1990年代の終わりか、2000年に入っていたか??

   とにかく、どこも、日本のラーメン屋さんの前には行列が

   できていた。

    自分では入らなかったが、店の前を通って看板メニュー

   なんかを見てると、その値段が高い!!のに驚いた。

    地元面館の拉麺の数倍、十倍??だった。

    それでも並んでた。違う街でも見かけた。

 

    何がそんなに・・・とは、最初思った。

 

   きっと、彼らはそれまで知らなった、ラーメンに

   こんなに、種類?というか、組み合わせというか?

   が数あることが驚異だったと思う。

    味の種類も、味噌、塩、醤油というを初めって知って

   さらに、カレーラーメンなどというのも・・・

    そのうえ、あのドンブリの上にさまざまな具材が

   のって、それを選べることも初めて知った。

    そんな衝撃はあったでしょう。

 

    それって、まぁまぁ、外見??の問題です。かつ、

   多分ですね、彼らは、あの豚骨だしに代表される

   ラーメンのダシ!!というものを知らなかった。

   それは衝撃だった!!

    あんなに、ダシに拘って、手をかけて、時間も

   かけて、スープを作ることに。

 

    というころはですよ、それまでの、中国の面文化

   は、麺、何度も最初から言ってる、小麦を食す!!

   ってことに、その重き?があって、小麦をどうして

   食べるかを考えたその先に、あの細く伸ばした、

   メン!!ってのが画期的?で面白かったんでしょうね。

    中国語では、面条メン・ティァォが総称です。

    そこに留まっていましたので、その先の工夫??

   その先を求めなかった!ってことなんじゃないでしょうか。

 

    ・・・で、今は気づきましたからね、

    その後、あぁした日本のラーメン店がどうなってか、

    暫く中国行けてないので、分からない・・・。

 

   今は、中国の人に限らず、来日の外国からの旅行者は

   やはり、日本のラーメンを目指している。