となりのスゴイ・中国

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方便麺・番外編 面館メン・グァン

  メン話のついで?に、というか、方便麺のことを

  書いてきましたが、普通の??面ですね、所謂、

  面館メン・グァン 麺屋さんのお話もしておきたい。

 

   一体、中国でどれくらいメンを食べただろう?

  と考えていたら、やっぱりこの方便麺よりは、普通に

  麺屋さんに入って食べた面の数の方がそりゃ多い。

   でも・・・最近は以前に比べて少なくっている。

  何故か?それは、麵屋さんの方の問題でして、こっちは

  何時でも食べたいんだが、そうはいかなくなった。

 

   路を歩いていて以前ほど麵屋さんが見当たらない。

  以前だと、まぁちょっと歩いてりゃそちらこちらの

  道端に見かけた、あの小さな小さな、店の前にやたら

  低い腰かけとテーブルを置いて、これって路上営業で

  許可されてないでしょ!!ってな、店があちらこちらに

  あって、適当にそん中から選べば、或いは、疲れたら

  そこでメンが食べれた。

 

   何時ぐらいからです??とりわけ大都市では、そうした

  路上の店を一掃、その一角を整備、高層ビルが建ち、その

  何階かに食堂街ってんですか、”美食街”とか、適当な名前

  なんかを付けて、早い話が、ビルの中に入れちゃった。

   道路沿いの店はそうじて高級店。

 

   これによって、何が変わったかというと。

  一つは、ただ、街を、路上を、歩いていては、小さな店が

  見つからない。あのビルの何階にこうした一角があることを

  知ってなくては、メン屋さんを探せない。

 

  次は、お店の方では、これまで自分勝手??にやっていた

  お店が、その商場中心し(ショッピングセンター)の基準?

  に合ってなくてはならず、いままでのよう自由にはならないし、

  値段も今までだったら安くてよかったのに、そうはいかない。

  しっかり場所代を稼がなくてはならないから。

  場所に合わせて、メニューも・・と考えるのか、或いは

  いままでのような単純?なメンでは、稼ぎが悪いのか

  前にあったような単純なそれでいておいしい面がなくなった。

 

   何より不便なのは、よく店の名も覚えてない、前にあそこ

  にあった、あの汚い?店ね・・・と、友人・知人に話しても

  その店は確かにあったが、今はどうしてるか分からん!!

  ・・と、言われるのが辛い。

 

   つまるところ、メンだけで、単独の店をはってそれで

  やっていくのは、大変!!とりわけ、大都市では。

   繁華街を外れて、このあたりなら・・・と思うが

  中国の都市計画がどうなってるか分らんが、少ない。

   それに比べれば、日本は単独の麺やさん、蕎麦屋

  うどん屋やラーメン屋、スパゲッティ屋も入れるなら、

  東京だって相当の数があるのに。

   どっか、中国の都市計画は間違ってる!!

   あんなに、整然とした近代都市を築くなら、

   その前に、考えなくてはならないことが

   あったはず・・・・。