そろそろでしょう、この話題、メン話も長くなった。
最後はちょいと、奇妙な体験談を書いておきますか。
その前に、中国のカップ麺には、なぜかフォーク
叉子チャー・ズがついてる。お箸じゃなく。
それを先ずはお知らせしといて・・・・。
かなり以前です。20年以上前かも。知人、友達
と中国旅行へ。普通の団体旅行じゃないです。ほぼ
わたしがホテルや現地での遊ぶ足を個人手配。
8人でした。初めて、中国旅行って人も半分は
いたのでとりあえず、あまり移動はせずに、2都市
くらいをじっくり・・という話で落ち着き、
ある、古都でのこと。夜ちょいと遅くなった。
夜食は、探し当てたレストランで各人勝手に好きな
料理をメニューから選んで、堪能。美味しかった!!
腹ごなし!ってんで、すこしブラブラ街を歩いて
ホテルへ。ホテル前にコンビニ。
中国の便利店も見たいです!!・・と誰かが叫び
買うようなものあるんですかねぇ~等と言ってた
のに、店を出るときは各自の手に袋が。
さて、そのうちの一人は、カップ麺を買ってみた。
お腹は空いてないが、まぁまぁ好奇心もあり、夜も
更けて、部屋でカップ麺を食べよう!!ってことに
なったらしい。
二人一部屋なんで、そのカップ麺男から、わたしの
部屋に夜ももうかなり遅い時間に電話が来た。
「あの~メンを食べようと思ったら、箸が・・」
貰うの忘れました!!と、すでにお湯は注いでるので
困ってま~す!という。そりゃお困りでしょ。
「お湯を注ぐとき、中にですね、フォークと
薬味が一緒に入ってませんでした??」と、言うと。
いや!入ってません!!と、キッパリ!!!
そりゃ困った。この時間じゃ、ホテルの餐庁も閉まってる。
箸を借りにってか、箸を貰いに行くところがない。
まさか、フロントに箸は置いてないしね。
そんなやり取りの間に、カップ麺はいっつに出来上がり!
このままだとのびてしまう~
箸に代わるものねぇ~・・エンピツ二本でどうです??
誰か箸、持ってきてません??と、各部屋に電話。
ダメだ!!打つ手がない!!!
困った彼は、そのカップ麺を持って、ホテルの廊下を
そろそろ歩き、わたしの部屋に来ようとしていたその時!
ちょうど、廊下をホテルの従業員 小姐シャォ・ジェが
歩いてたので、彼女を呼び、
「カップ麺を食べるのに箸が無くて困ってる・・・
箸ないですかねぇ~・・・??」
と、言ったら、彼女は、哀れな顔でカップ麺を手に
している彼を一瞥!!、
「有ヨ・ウ!!」
と、自信ありげに断言、やった、有るってよ!!
彼も喜んだ、喜んだ・・・、で何処に??と
聞いたら、何と、ナント、
カップ面の容器のあの下の方にある窪み、
ありますよね、ちょっと窪んでる。
あそこから、折り畳みのフォークを取り出し。
ホラ!!と。
二つ折りになった、白い、プラスチックの
フォークが彼女の手にあった。