となりのスゴイ・中国

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「家族の名において」在哪ル拍?

 のっけから何ですが、このドラマがどこで撮られてか?

 ってな問題を取り上げますが、

 この問題にわたしはあんまり関心がない。

 

  多分?このドラマはその辺も計算されていて、余り

 ロケ地を明きらかにしない。ですから、ロケが少ない。

 部屋の中のシーンが全体のかなり部分を占めます。

  ごくたまに映り込む景色も、すぐ近くの外にある

 大きな樹(たぶんガジュマル)だったり、公園の一部。

  あと、こんなシーン。遠景に少し大きな橋が映ってる。

  たまに、お父さんの麺館の外からの景色だったり、

  ホラ!このシーンも海かなぁ・・ってのと橋が。

 

  要するに、このドラマの制作側はその撮影地を

  重要視しないというか、逆にハッキリさせたくない感が

  ただよってますよね。それでいいんだと思いますよ。

 

   言えることは、このドラマ、北京だったり上海が

  舞台だったりでは成立しづらい。何故って?この登場人物

  たちや、話の成り立ちからして、その後のリ・ジェンジェン

  の暮らしやなんかでも、超大都市、北京・上海では、

  この物語成立しません。

 

   ・・・で、地方都市で最初の方でお話しして南の雰囲気

  で、海が見えて、あの”橋”ですよね。

   ある人が、ってかネット上では、アモイ(厦門シャメン)

  では・・ないかと。あぁ~なるほどね・・・と。

   最初、わたしは、もっと南、広州のあたりかと思って

  ましたが、それにしては・・ってのと、広州は広東語圏なんで

  町や暮らす人々感じがちょいと違いますね。

   アモイ!!あぁ~そうなんだぁ~って思いますが、

  最初に戻ると、別にいいんじゃない!!と。

 

   先日見終わったばかりのドラマ(こちらはまだ日本未公開

  ネットでもどうかなぁ~)「対Ni的愛很美」って題です。

   これ、ちょっとこのドラマを意識ってか、柳の下を狙って

  というか、血のつながらない父親??的な、

  またまた、麺館の主人 王大山ワン・ダ・サンが主人公で

  こちらのドラマなもうふんだんにロケがされてまして、

  アモイの向かいに、コロンス島って小さな島がありまして、

  そこが観光地なんですが、主人公たちはコロンス島に住んで

  舞台にしばしばその向かいのアモイの街が登場。ロケも

  沢山されています。その風景も綺麗ですし、風景を生かした

  ドラマ作りにもなっています。

 

   ・・・ですから、あそこ、アモイの風景は利用しょうと思えば

  使える。でも、このドラマが極端にロケが少なく、

  街並みを見せたりしないのは、制作側のかなり意図したところ

  だと思うんですね。

   そうであるならば、なおさらのこと、

   ロケ地を詮索してもつまらないし、あんまりすべきじゃない、

   ってのが、わたしの感想ですね。