となりのスゴイ・中国

中国の、風景、習慣、食べ物、本、グッズ

中国的暑さ対策 冰激凌・聖代

  まだ、この話題で続いてます。中国アイス事情です。

 前回は多くは、冰棍ルビン・グォール アイスキャンデイ

 のお話。棒つきのやつですね。

  まぁ、こっち(こっちってのはキャンディとアイス

 クリームの二つを比べればの話ですが)方がそりゃ種類

 も多いし、食べてる人も多いし、見かけることも多い。

  食べ歩きが好きな人たちですからね、その意味でも、

 買って手にしてすぐに歩きながら食べ始める・・・・

 ってのは何もこの食べものだけでなく・・・ですし。

  棒つきのあれをねべながら、大声で楽しそうに話し

 ながら、歩いてるはある意味、夏の風物詩?だった。

 

   さて、今日はもう一方の、アイスクリーム・・・

 氷激凌ビン・ジィ・リン と言ってますが、そん中でも

 わたしの一番は聖代セン・ディ の話です。

  これ、聖代ってのは、一般的なものではなくですね

 たぶん?中国ケンタッキー、肯徳鶏ケン・ドゥ・ジィ

 の一、商品名だと思いますので、どこでもこれで通じる

 かというと、通じません!!

 

  中国のアイス事情はどの年代から始まったのか、わかり

  ませんがかなり遅れてたと思いますね。スタート時点で

  そうとう差があったと思う。

  台湾なんかは早かったのかも知れません。

  中国のアイス事情が遅れた要因は、一つには設備の問題、

 次に、国内の衛生問題、更には何度も言ってる中国の人の

 冷たいもの対する概念の問題、がこれあり、実は遅かった。

  たまに街で売られてるのを見かけても、とてもとても

 あのいわゆる皆さんがソフトクリームを思い浮かべる

 三角コーンがあっての上の白い滑らかなそれこそソフトが

 のっかってるようなのは望むべくもなかった。

 

 それを、肯徳鶏であり、麦当労マィ・ダン・ロゥといった

 快餐店クァィ・ツァン・ディンが上の三つの壁?を打ち

 破ってから、漸く、中国国内でも定着!!

  最初は当然子供たちが飛びつきます。続いて大人たちが

 恐る恐る・・・。

  わたしはそれを脇から見てるだけでしたが、前にも

 書きましたように旅をしてると、どうしても途中休みたく

 なるし、トイレも・・。中国ではその当時、休む=食事

 の店しかなくて、一番簡単で、小喰シャォ・チー店か

 前回書いた麺店だったんですね。

  そのあと、上の快餐店が各地にニョキニョキと・・・

 これは助かりましたね。座って休める。

  しかも夏!!ともなれば、冷たいものがとれる。

 わたしにとってのその第一が、上の聖代でしたね。

  今でもあるんかなぁ~聖代!!あって欲しいよね。

  この後も続々このての冷点ってんですが、冷たい

  甘いものシリーズが続々出てきて、だんだん凝り始め

  もして、何やらわけのわからん、ちょっと引いてしまう

  ものが出てきますが、

   わたしにとっての、中国での暑さ対策の一翼を

  担って?くれたのが、これですね。

   懐かしいなぁ~、確か、チョコレート味とイチゴ味

  があって、どっちにしても、

  他のハンバーガーなど頼まず、これだけを注文すると、

  店員さんが必ず怪訝な顔をして、「他には・・??」

  と叱らるように言われたのを思い出す。

   きっと、よほど金がなくてこれしか・・・

  食べれない、可哀そうな奴!!と思われてたんだろう。

 

   中国、夏、日盛りのなかの観光、暑さ、歩き疲れ、

  という連想からは、いつも第一にこの聖代のことを

  思い出す。

   日本では見かけない。これに限らずですが、

  ケンタッキーでも、マックでも、違うものが提供

  されてましたね。きっと今でも・・。