昨日、この作者、陳浩基チン・ハォ・ジィの作品、『13.67』
を取り上げたので、ついで??に、もう一冊も取り上げておこう。
これまた、香港を題材?ってか、場所がホンコンってだけ??
いやいや~やっぱこの作品もホンコンが舞台であるべき??でして
『網内人 ワン・ネィ・レン』
お薦めです。
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ちょっと画像、サイズを間違えたかも・・・大きすぎたか??
え~っと、確かこちらの作品は昨日紹介した作品のあと。2020年
かな??昨日の本は・・って、わたしも翻訳本で見てますので、実際?
ってか、中国の出版年度は分かってないですが、要するに肝心なのは
先の作品は、香港返還前で、この作品は返還後だ!!ってことです。
そういう目で見てますね・・わたしは。
これに限らずですが、ホンコンを取り上げるとき、そこ!!大切です
・・の視点が一つと、
もうひとつは、現代社会の問題で、ネット社会ですね
この作品の、この「網ワン」=あみですよね、網=ネットって
ことでして、その「うち側の人」ってことです。
わたしは偏食?で、中国の小説しか?読んでいないのですが
恐らく、どの国だってこの問題!つまりイキナリ入り込んだ
ネット社会または、ネットから監視?される社会になった
その事に対する、反応??はその国その国で違ってますよね
また、時代?というか、ここ数年でまた違った意味合いも・・
それをこの年に、こういう形で提供されたこの作品はちょっと
驚きでした。なんで??ホンコンか??ってえとですね
先のの提起とも関係してくるんですが、ホンコンは国であって
国でない・・・そんな都市?での物語なわけです・・・
物語自体は、妹の自殺がネット上でアレコレ・・・
・・というとっから始まって・・のネット専門家??が登場!
こっからが面白い。ネット上で自由になれる??そんな人たち
ちょっと、話はズレますが、最近見てる中国テレビドラマの
中のネット社会はそれはもう・・・ちょっと怖い。。
ちょっと前に見ていた「特工任務」とか・・BSで今やってる
「暴風眼」なんかもそうですが、「特工任務」はネットゲーム
の中にまで入り込んじゃって、捜査が進むし、「暴風眼」のあの
町中に張り巡らされた監視カメラと、あらゆる所を監視できる
あの国安の捜査ってどれ位現実味があるんでしょうね・・・
そんなに絵空事でもないように思えるなぁ~怖い!!
話を戻すと、この本は特別ホンコンの街並みが出てくるとか
観光地をあることはないんです。ですが、その隠れ家だったり
登場人物たちが暮らすその街並みなんかが、ホンコン!!
ホンコン行きの飛行機の中なんかで読めたら最高ですね!!