となりのスゴイ・中国

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中国現在ーNOW 23年的中国4

習近平・李強・李克強、並び

  今年の中国を振り返ってのお話が続いてます。

 別に時間を追う必要はないし、その重要度順に挙げているわけでも

 なく、思いついた順に書いているだけです。

  ですので、この順番はまったく意味もなくただ、今年一年という

 一括りの中で上げている4つ目のニュースということです。

 

  習近平ニュース?を取り上げたので、こちらに触れないわけには

 いかない。今日はこちら、「李克強の突然の死」ですね。

 

  驚きました。まぁ~ニンゲンは死ぬことになってるんで、そのことは

 いい?といいますか、あるんです。

  二つ驚かせる要素がありました。

 

  一つはその若さですよね。

  68歳。中国のこうした・・というか、この下でもいいんですが、

 いわゆる、幹部!の人たちは、一般にってかどうしたってというか、

 その健康管理は現職の時は勿論、退役?したあとも結構手厚い措置

 があっての、生活を送るように出来てるんですね。

  ですので、老衰?ってか、だいぶんお歳になって、われわれは

 その訃報に接せることになり、あれ~あの人まだ生きてたんだぁ~

 ってのが、新聞紙上で知っての反応?っての多いんですよ。

  まぁ~それとても例外がない!とは言えないか・・。

  しかも!退いて・・・そう間もなく・・・でしょ。

  実は中国政府のこの報道に対する接し方も怪しかったんです。

 警戒でしょうね、恐れてましたね。

 

  更に、もう一つの方が、わたしを驚かせたのですが、

  それはですね、訃報は割とすぐに入ったんですね。

  まぁ~こういう時代ですからね、いつまでも隠しておく、

 なんてなことは出来ないし、その必要もないでしょ。

  ですから、臨時ニュースとして、中国国営放送のあの

 夜のあのトップニュースとしての扱いは当然でしょうね。

  ただ、ですね、ただ、

 それって、「李克強前首相が突然の逝去!!」

 と、言ったなり、アナウンサーがそのあとですね、

 彼の経歴なんかを読み始めるわけですよ、

 淡々と(当たり前か)。何時何時書記になり、何時いつ

 どこの省に赴任となり・・・・的な・・・

  えぇ~それって、亡くなった方への何か哀悼になります?

 それって、何を知らせたいんです・・と思って聞いていた。

  誰でも知ってることをただただ振り返ってる。が・・

  そうだよ、これが終わってからだよ!この後、前首相の

 その後の様子とか、亡くなった当日のその様子とかが・・

  と思って黙って聞いてた。

  結構、延々とこれが続くわけですね、

 しかも!その間、ってのは、この読み上げの間は

 画面には全首相の写真が一枚、ず~っとそのまま

 画面中央にその一枚が、

 まるで、電脳でいうと、フリーズ状態ってんですか、

 微動だにしないまま貼りついてる。

  読み上げる声は淡々と、

 別に北朝鮮のアナウンサーのような激情を期待はしてないが、

 それって、ある日のある会議の報告をしてると全く同じで、

 感情が読み取れない。

 

   しばらくその読み上げが続いて・・・終わり!!

 エッ!!終わりって・・・

  亡くなったことは、最初の一行でもう知らされたわけで、

 その後のその~あの~長いなが~い経歴紹介は・・・・

  何だったんです。

 

  何が?どんな風に、どこで?そのあとどうなるの??

 ってのは全く、ほんとにまるで、な~んにも無く終わった

 あの日の、あのニュース画面は、わたしの中では

  今年の衝撃!一番でしたけどね・・・。