今年の中国を振り返ってのお話が続いてます。
別に時間を追う必要はないし、その重要度順に挙げているわけでも
なく、思いついた順に書いているだけです。
ですので、この順番はまったく意味もなくただ、今年一年という
一括りの中で上げている4つ目のニュースということです。
習近平ニュース?を取り上げたので、こちらに触れないわけには
いかない。今日はこちら、「李克強の突然の死」ですね。
驚きました。まぁ~ニンゲンは死ぬことになってるんで、そのことは
いい?といいますか、あるんです。
二つ驚かせる要素がありました。
一つはその若さですよね。
68歳。中国のこうした・・というか、この下でもいいんですが、
いわゆる、幹部!の人たちは、一般にってかどうしたってというか、
その健康管理は現職の時は勿論、退役?したあとも結構手厚い措置
があっての、生活を送るように出来てるんですね。
ですので、老衰?ってか、だいぶんお歳になって、われわれは
その訃報に接せることになり、あれ~あの人まだ生きてたんだぁ~
ってのが、新聞紙上で知っての反応?っての多いんですよ。
まぁ~それとても例外がない!とは言えないか・・。
しかも!退いて・・・そう間もなく・・・でしょ。
実は中国政府のこの報道に対する接し方も怪しかったんです。
警戒でしょうね、恐れてましたね。
更に、もう一つの方が、わたしを驚かせたのですが、
それはですね、訃報は割とすぐに入ったんですね。
まぁ~こういう時代ですからね、いつまでも隠しておく、
なんてなことは出来ないし、その必要もないでしょ。
ですから、臨時ニュースとして、中国国営放送のあの
夜のあのトップニュースとしての扱いは当然でしょうね。
ただ、ですね、ただ、
それって、「李克強前首相が突然の逝去!!」
と、言ったなり、アナウンサーがそのあとですね、
彼の経歴なんかを読み始めるわけですよ、
淡々と(当たり前か)。何時何時書記になり、何時いつ
どこの省に赴任となり・・・・的な・・・
えぇ~それって、亡くなった方への何か哀悼になります?
それって、何を知らせたいんです・・と思って聞いていた。
誰でも知ってることをただただ振り返ってる。が・・
そうだよ、これが終わってからだよ!この後、前首相の
その後の様子とか、亡くなった当日のその様子とかが・・
と思って黙って聞いてた。
結構、延々とこれが続くわけですね、
しかも!その間、ってのは、この読み上げの間は
画面には全首相の写真が一枚、ず~っとそのまま
画面中央にその一枚が、
まるで、電脳でいうと、フリーズ状態ってんですか、
微動だにしないまま貼りついてる。
読み上げる声は淡々と、
別に北朝鮮のアナウンサーのような激情を期待はしてないが、
それって、ある日のある会議の報告をしてると全く同じで、
感情が読み取れない。
しばらくその読み上げが続いて・・・終わり!!
エッ!!終わりって・・・
亡くなったことは、最初の一行でもう知らされたわけで、
その後のその~あの~長いなが~い経歴紹介は・・・・
何だったんです。
何が?どんな風に、どこで?そのあとどうなるの??
ってのは全く、ほんとにまるで、な~んにも無く終わった
あの日の、あのニュース画面は、わたしの中では
今年の衝撃!一番でしたけどね・・・。