となりのスゴイ・中国

中国の、風景、習慣、食べ物、本、グッズ

『家族の名において』の魅力

  もうそろそろ、この話題から抜けようと思っています。

 ドラマの内容も書きました。役者さんも書きました。脇役さんたち

 も書きました。監督さんのことも書きました。挿入歌も書きました。

 ロケ地についても書きました。

  ・・・ということで、今日は全体の感想を書いてみます。

ドラマ完成・受賞お祝いの会

    あと、このドラマの”本”を書いた人たちとか、

    服飾担当の方とか、音声さんとか、現場に関わった人たち。

     その人たちの全員が上の写真です。

完成記念挨拶舞台

    出演者たちの写真がこちら。

    数々の賞を受賞し、紅包ホン・バォを手に喜ぶ三人。

 

    このドラマ、そんなに??製作費かかってないですよね。

   劇中の登場人物たちの服飾も、まぁ、ドラマがそうですから、

   特別お金のはった、最新のものもありません。

    時々、放送でリ・ジェン・ジェンが着ていたTシャツに

   ボカシが入ったりしてたのは、あれは・・・

    撮影場所のそれぞれの部屋の設えもまぁ~そんなに

   豪華!!ってか、そんなではなかった。

 

    ただ、ちょっと外れますが、リ・ジェン・ジェンと三人で

   住んでいるあの部屋や、

    向かいの二人のお兄ちゃんの住んでいる同じマンションの

   あんな部屋に、こうした若者が住めるかどうか??は、

   ちょいと疑問ってか、無理。高いんですよ!!今、

   中国の不動産は・・・まぁ、そこはドラマですからね。

 

     つまるところ、製作費としては、特別な出費をせずに

    こんだけの反響を得られたという点でも、このドラマ

    中国ドラマ界?をアッと言わせました。

     あっぱれです。

 

     いま、中国ではどうしてもその~、いま今の中国を

    描こうとすると、色々支障?があって、難しいんですよね。

     勢い、ドラマの世界を、古代や時代劇に求めることが多い。

    何せ、長~い歴史と、数えきれない英雄がいますからね、

    その人たちを登場させ、なぞり、その寓話を描いてるだけで

    いくらでも出来ます。ただ、時代考証やらロケやら、衣装やら

    で製作費数億円ってのが、多くなります。まぁ、それを逆に

    話題にしてるところも無きにしもあらずですが。

 

      ですので、現代劇は、人々感動を集めるのは、

    簡単なようで難しんです。家庭劇もたくさん作られてます。

    現代を描き取り組みやすいのは警察ものですかね、これは、

    ず~っと根強い人気もあり、いい作品もあります。

 

    最近では、アラサーをテーマにした作品を何本か見ています。

    こうした恋愛劇とか、女性の生き方を扱ったのとか、を別にして

    家族をそのテーマの中心においての作品はそう多くはないのです。

 

     「都挺好」ドゥ・ティン・ハォ というのがありました。

    そして、数年すぎて、このドラマが・・・、真好!!

 

     ドラマ「以家人之名」は、見事にこれまでの家庭ドラマの

    殻を破ってくれました。感謝!!