となりのスゴイ・中国

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中国現在ーNOW 坐豪華客船

 今日の話は、つい先日読み終えた本のお話です。


 


 楽しめましたね、この本。ですが、ここで取り上げるのは
 直接はその物語と関係ありません。物語に登場する中国です。
                 恩田陸著『鈍色幻視行』
  本は読んでいただきたいですが、以下のお話は、
内容というか、ストーリーや、、本の主題とは関係なく
途中出てくる、いやいや、この船は最初から出てくるんですが、
中国へ向けての豪華客船の中でストーリー展開され、途中
厦門と香港に寄港します。その辺のお話です。
ちょっと厚めの本です。しかも、内容は、劇中劇?的な
既に出版されている、本にまつわるお話で、それに関係した
人たちが一緒に旅し・・・の物語です。
なかなか凝ったつくりです。楽しめますよ。
それはさておき。ここでは、中国に関したところだけ・・。
わたし、個人は残念ながら中国へこうした豪華客船で行った
ことは ありません。貧乏ですしね。
それは別にいいんですが、物語の船は、神戸を出て、中国へ。

最初の寄港地が、厦門(シャァ・メン)アモイ!
福建省。古くから海外への窓口となっている、中国でもちょっと
特色のあるそんな、ミナト町です。
まぁ~、船ですからね、神戸から三日ぐらいかかってるようです。
これまた、物語の核心の部分の、もう一つの既に出版されてる
その物語が、たびたび登場するんですが、そことも・・・というのは
直接はそこには外国の町なんか出てきません。直接は関係なくとも、
コロンス島という、厦門に行ったらここでしょ!!って観光地と
コロンス島といったら、ピアノ館だよね!という観光スポットもまた
物語で辿り、この辺の場所選びなんかもどうしてなかなかに
凝っていて、この物語は面白い。