となりのスゴイ・中国

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中国的面子

  これで終わりにしますが、先日来続けてお話ししております、

  布林肯ブリンケン外相の訪中での中国の対応ですが、

   総論から言うと、あれで・・ってのは先日来お話してる

  ああした対応で、中国のメンツが保たれた、ということです。

   中国にとって、中国人にとって面子は今でも大切です。

 

   一国のトップ、とりわけ中国のような大きな国のトップが 

  誰に会うか、何処で、どういう形で、どんな席で・・・は

  恐らくどの国にも一定の決まりごとはあると思います。

   まぁまぁ、どの国だってそんな違いはないとは思いますが、

  中国の場合、これが結構気の使う話で、かつちょいと厄介。

   それはまぁ、長い儒教だったり、後発?として忸怩たる思い

  だったり、大国として求められるもの、14億の民を納得?

  させるもの・・・等々の、幾つか越えなければならない障害?

  があって、それはそれは大変なんだ、ということに同情します。

 

    その上で、今回は、まずその問題?の日の二日前ですか

ビルゲイツとの会談

    こんな会談をセット。一対一ですしね。経済界の人ですから

    政治的な話はしません。しかも、彼は多額の寄付の話です。

    となれば、立ち話もできません。お座りしても他の閣僚を

    すぐ横にはべらすわけにも行きません。まぁまぁ、こんな

    ですかね。これを、「優遇」と言ってる人がいます。確かに

    そうですが、それにはそれなりの理由もあり、その意味での

    「優遇」ですね。

     一方、

    先日来取り上げた、こちら。

    これは、どう見ても、普通、会議の席順ですよね

    拝登バィ・デンとの会談ならこれは出来ませんよね、

    トップ同士ですから、その格下??との会談でどう

    位置取りをするかは難しい。

     確かに難しい。でもこれはないだろう!!ってのが

    わたしの先日来の主張でして、

     これであるなら、上のビルゲイツと同じ、位置取り?

    でよかったのでは・・・と思う。でも、敢えてですね

    敢えてそうしなかったのは、中国側の意地ですね。

    しかも、こんな会談形式の座長はオレだ!!的な

    みえみえの意地。

 

日本とのトップ同士の会談

       因みにですが、こちらは、日本との会談の時の様子。

      並びがね・・違う。国旗もないでしょ、上の会談では。

       変なところに、こだわるんですよね、

      それこそが、面子なんでしょうが・・・

      ご苦労さんなことです。

       この話、終わり、終わり。