となりのスゴイ・中国

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方便麺番外編 出前一丁

日本にはない、出前一丁の数々

  まえにその~、方便面の中国における市場占有率??ってんですか 

  日本の、日清もがんばってます!的なお話をしたら、

  多くの日本の方は、あのニッシンのカップヌードルの方を思い描い

  たらしく、まぁそれも間違いではないのですが、違います!!

   わたしが指摘した、日清の一番看板はそれとは違って、

   圧倒的に中国で売れてんのは、こっち

   「出前一丁」の方でして、しかも、袋麺のほうですね。

   

 

   なんでか?って話をしておきたい。いろいろあって長くなりそう

   なんでごくごく、簡単に整理を。

    あんまりそんなことは話題にもならないが、わたしなりに、

   思えるのは、

 

   第一は、味とか、名前とか、パッケージとか、あるんですが

   きっと、これが一番!!と思うのは、品質管理ですね。

   日本式品質管理の厳格さからの安心感!!

 

   次が、ご存じかどうか、この日清の生みの親ですね、創業者。

   その歴史を存外知ってっるんですよ中国の人は日本人より。

   それにたいする敬意?といいますか、

   日清が中国国内でも受け入れれる土壌は、

   あの時お話した、康師傳にも通じる一脈がある。

 

   更に、日清の中国国内での宣伝戦略?ってんですか、

   うまかった。とりわけ、香港におけるそれが。

   香港はいりで、大陸に徐々に浸透。

 

   そして、たまたまなんでしょうが、この名前ですね。

   「出前一丁!!」をそのまま使ってますよね。

   むろん向こうでは、ご存じのように読みが違いますので

   みなさんが、普通に聞いていても分からないのですが、

   最初、わたしも中国の友人から、「一丁イー・ディン」

   を聞かされてときは、何が?「一定イー・ディン」

   なんだ、「一定は、確かに、必ず・・・」の意味なんで

   その意味がとれなかった。聞き間違えていた。

    実は、この商品が、疑いなく、確かに、必ず・・・

    美味しい!!の意味の一定と、

    「一丁」の音が重なってなおのこと歓迎!!

 

    売れてるようです。今でも。