前首相が亡くなったというのに、いやにあっさりしてるなぁ
・・と思って昨日、中国のニュースを見てたら、夜になって、
昨日夜の中国中央電視新聞、新聞聯播(シンウエンレェンボ)
での報道は一変。
それは、中国時間夜7時のニュース番組です。
日本も同じでしょうがこの時間、夕食をとりながら、仕事を
終えて、一家揃って見てる、そんな時間。
ここでの扱いは流石に違ってました。
番組トップのニュースは、相も変わらず、習近平主席主催会議。
二番目が、現首相・李力が各国トップとの会談ニュース。
そして、三番目がこの李克強が亡くなったニュース。
そっからは、驚きの、
上の画像の、白黒で黒枠の写真が画面に。
ず~っと、画面は全く動かず、まるで画面がフリーズした
状態で、アナウンサーの声だけで、
彼の履歴がず~っと語られます。
長いです。大学時代から、省の役人を歴任、各地での
肩書、更にどんな仕事に携わり、どんなことをしたかを、
年を追って、ず~っと、200×年・・・・的な
紹介がややかなりの時間続きます。
多分、全体ではわたしの感じでは10分ちょっと。
ありえないでしょ!
日本でこんな放送があったら・・・
ここが、中国的?というか、きっと日本ならそれに
関する思い出の動画なんかが後ろにずっと流れて、
更に日本の好きな?専門家??って人のコメントが
付いたりしますが、
流石!!中国。画面は全く変わらず、ず~っと
このまま。
やろうと思ったなら、今の中国、日本よりもっと凝った
画像が使えるはず。
何せ今やちょっとした会社は、顔認識で出入り。
支払いはケイタイ。
タクシーは電気自動車。
先日話したAIもまた・・・。
なのに・・・あの動かない画面と、後ろに流れる
アナウンサーが読み上げる声だけがず~っと続く
放送は、印象には残った。