まだ、李克強前首相の死亡に拘っている。
思い出すために、古い新聞のスクラップブックを引っ張り出して
きて、見てみると。
彼が北海道を訪れた、2018年5月を引っ張りでしてきて。
来日の目的は、「日中韓首脳会談」出席。
三か国会談が9日、北朝鮮の核・ミサイル開発の放棄に
向けた連帯。経済や人的交流を活発化させる方針を三か国
で確認。
このあと、李氏は10日に天皇陛下と会談したあと、
北海道入り。
ここだけ見てるとこの頃、とっても上手く行ってた
ように見えますが、違いますね。
これと時期を同じくして、中国外相が北朝鮮を訪問。
で、習近平主席と会談、ってなことをやっていて、
中国としては非常にちぐはぐな動きをこの頃してて、
全世界に発信されてました。
いろいろ周囲が違った動きを見せながらも翌日から
の日・中・韓、会談は共同宣言までこぎつけます。
日本は11年ぶりに、中国からトキを送られたりして。
翌日、李首相は天皇陛下と会談。
8年ぶり。
そっから北海道へ。
わたしは、北海道に住んでるので、とても印象に
残ってますね。彼はというは李首相は南の生まれの
方で、南で役人生活もしてますし、元々は?南の人
だと思うですが、存外、北への思いも強い人だった
ようで、それはまぁ~遼寧省という北の省のトップを
していた影響も大きいでしょうが、彼の視線はよく
”北”を見ていたと思います。
中国の指導部の主だった人たちは南の人が多く、
また経済発展の面でも、中国は南から手を付けて成功
しているので、その成功体験を持った指導者が多いのは
うなづけますね。
彼の北への思いは、結構強くて、来日の際の北海道
訪問はきっと彼の方からの希望だったと思います。
多分?日本政府としても予想外の訪問先で、日程的
にも、何も遠くまで・・と思っていたはずですが、
これまた、日本側の都合だったとは思いますが、
なんと!この北海道訪問に安倍首相がベッタリ?
くっ付いて歩くという念の入れようで、あれはあれで
ちょっと異例でした。
憶測ですが、恐らくこの北海道訪問は本人のたっての
希望だったはずで、北海道を一度見ておきたかったの
だと思いますね。
北海道知事(高橋はるみ知事)とは、知事が訪中した
おりにちょうど、遼寧省トップだった彼とは面識が
ありましたし、稲作技術など農業の面を見学したかった
のでしょうが、何故か?安倍首相帯同でトヨタ自動車
苫小牧工場に足を運んだりもしています。
おぉ~、思い出の新聞記事を紹介するだけでこんなに
長い話になってしまった。
明日またちょっとこの先を。