上の三人がこのドラマを回します。まぁ、簡単に?左から
被害者・・と並んではいますが、そこはそれ!そんな簡単じゃない。
ってのは、ドラマをご覧になった方にはご理解いただける。
いいドラマはですね、わたしの言い方ではドラマの本筋?に
必ず、好い脇筋と、わたしは読んでますが、それが入って
その脇筋が本筋を引き立たせ、よ~く効いてます。
それは、いいドラマでは、時に本筋とは別にだったり、
またあるドラマでは同時進行で語られ、また別のドラマ
ではクロスして、或いは時には時空を行ったり来たりして、
本筋に絡みつくかのように、展開しながら、それはそれで
楽しめる。
これこそが、わたしのドラマを見ての良し悪し基準。
勿論、本筋が大切なんですよ、これが面白くなったなら
どんなに素晴らしい脇筋があってもね。
その点でいっても、このドラマはなかなか、よく出来ていて
満足させられた。
それは、一つではなくて、いくつかあるんですが、
一つが、もう一件の受害人がいます。こちらは家庭内暴力
被害者。ちょっと、田舎というか離れた場所でのこの
家庭の話が入ってきます。こちらまた、実は・・ってか
わたしの判断では?不完美的受害人でして、
被害者は被害者で、実際にその暴力を受けてるんですが・・
・・あんまり詳しく語れない。ドラマをご覧ください。
更に、昨日書いたようにこの右側の社長、成功。
彼には家庭がありますから、その婦人、これまたちょっと
変わった名前で、陳数チン・スゥ。彼女もまた、その子供
もこの事件というかこのことでの被害者なわけで・・・
実は・・真ん中の、主人公、弁護士リン・カンもまた・・
ドラマの途中から匂わしてますしね・・・
そんな点でいうと、実はドラマの中に登場するいろんな
人たち、ある意味で??被害者たちなんですね、
・・だとするなら、
完美的受害人ワン・メィ・ダ・ショウ・ハィ・レン
って、どこにいるんだろう??
ってのが、このドラマのテーマだとわたしは思う。
この題名そのものが暗示?してるものは大きくて、
これ、そのまま「流行語大賞」なんかに押したいくらい。