となりのスゴイ・中国

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中国現在ーNOW 臨近清明假期

  明日から、中国では「晴明節」。

  チン・ミン・ジェ

 

   明日明後日の2日間の休暇となります。

  お墓参りに多くの人が出かけます。

  日本のお盆に例えられたりしています。

   明日は、わたしも、日本に住んでいる方の

  中国の方と一緒に、お墓参りに行く予定です。

  とは言っても、日本の墓地ですが。

   彼女のご主人が亡くなってもう何年もなり

  ますが、彼女にとってのお墓参りはやっぱり

  清明節のこの日がいいようです。

   中国式?だとお墓の前で、紙銭を燃やしたり

  するんでしょうが、流石に日本ではそれは・・・。

   この時期、日本もそうですが、冬が終え春の

  息吹を感じるこの時期のお墓参りは、中国でも

  若い人たちにとってはピクニック気分も相まって

  本土の場所によっては凄い数の人たちが繰り出し

  交通渋滞やらを引き起こしたりするんですね。

 

   日本のニュースでは、時折、台湾海峡

  今風に言うと、「ヤバイ」ってんですか、その

  緊張状態が高まりつつあるんだ・・的な、特集

  まで組んで伝えれておりますよね。

   この両岸に住んでる人たちがあたかも戦闘準備

  状態にあるような緊迫感を伝えてりしてます。

   一方で、この清明節には、台湾海峡を挟んで

  の人の交流、行き来が年ごとに増えていてその

  数は相当なものだ・・・といった、交流?の

  情報は存外少なく伝えることが多くないので、

   日本では触れない、ニュースとして、ここで

  伝えておきましょう。

   多くは、台湾とそのすぐ対岸にあたる福建省

  両地区では、離れ離れになった家族が多く、親族も

  沢山いて、この時期、明日からのお休みを利用して

  双方向の墓参りが盛んになる。

   こうした交流の様子は当たり前ですが、先の日本の

  ニュースに見られるような緊張状態などはないし

  逆に行き来が容易に出来るようになってからの交流が

  ますます盛んになっている様子が伺える。

 

   この話とは全く別ですが、

  わたしにとっての「清明節」は

  こちらは

   青団 チン・トゥァン

  草団子ですが、「清明節」と言えばこちらの

  お団子ですね。

   これが食べたい。

  日本にも似たようなお団子はありますが・・・

  何が違うのか、今でも中国で食べたこの団子餅

  の味が忘れれられない。