となりのスゴイ・中国

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中国現在ーNOW 今日環球

  日本も民法はほぼ普通の・・予定の番組に移行。

 地震関係ニュースもその量としては少なくなりつつあります。

 中国でのテレビニュースでの扱いもまた同じです。

 

   そんな中でも、数日前の中国CCTV「今日環球」では特集が

  組まれてました。かなり詳しく伝えています。

 

  この手のというか、どのニュースもそうなんでしょうが、

 発生当初はなかなか全体が見えず、目の前の情報を追いかけ、

 少しして、時を経るに従い、全体の大体の様子が見えてくる。

 更にニュース的は個別の、概ねその被害の最も酷いというか、

 映像的に見てその現状が一度に伝わるような場所からの報道に。

 更には細かに個人的なインタビューを通して現状と個別の問題。

 ・・・という流れになるわけで、それは世界中同じでしょう。

  なので、この時期の報道というか、何を知らせるかは実は難しい。

 

  とりわけ、国外です。ただ全体を知らせるだけなら簡単。

 被害者の数字、被害の程度、現状を映し出す。

  ただ、それだけではその時はよくても、数日過ぎた時点での

 報道としては、もう一歩というかもう少し細かな問題を取り上げる。

  ただ、これまたあまりに細かでもまた視聴者には届かない。

  ちょうど好いころ合いの現状と映像を届け欲しいが難しい。

 

  その意味で、先日のこの番組の報道を見ていて、まぁこんなもの

 ・・・っての感想。

 

  良かったのは、採訪ツァィ・ファン の記者さんたち、

 どなたも、手元のメモを見たりしない。現状を熱く伝えていた。

  この災害に限らずですが、

  日本のテレビを見ていて、災害地に立った記者からの報道で

 その記者さんは自分の後ろに災害地や時に被災した人たちを

 背にしながら、伝える際に自分の手元ばかり見てる人いますよね、

  あれ、止めてほしい!!

  中には携帯の画面を読んでる。メモならまだ・・数字的なもの

 を間違えては大変との部分でまだ理解はできる。

  メモもスマホ画面も同じようなもんでしょうが、

  わたしはもう年なんでどうしてもこれに馴染まない!!

  被災地でスマホを読むんじゃないよ!!

  ・・と思ってしまう。

 

  しかも、その内容はそんなに深いものでもんなく、

 それくらい、そんな悲惨な現地に立ったら心から言えませんか?

 自分の後ろの現状を自分の言葉で自分が今いま感じている

 画面の向こうの視聴者に率直にその感じたままを伝えれるのが

 あなたのお仕事で、スマホ画面にある文章をただただ読む・・

 のではないはずでしょ・・と思う。

  しかも、この怒り?は最近の政治家のただただメモを読み上げる

 あの様子とも重なってとてもよろしくない。

  メモとは、時に確認の為にチラッとその数字や、名前や、

 間違えては大変なことや、自分の記憶との違いがあっては大変な

 部分を確認するためにあるのであって、

  ず~っとメモを読み上げるなら、最初からその文書を発表

 すればいいじゃないですか。読み上げるだけなら、アナウンサーの

 方がずっと正確で聞き取りやすいんですから。

 

  ということで、現場から伝えるCCTVの記者さんたちが

 一人もメモもスマホも手にしていないのに安心??した。