となりのスゴイ・中国

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映画(電影)「花椒之味」

  レンタルビデオ屋さんで見つけて、借りて

 見てみました。こちらの映画「花椒之味道」

 を、今日は取り上げます。

 

  ファー・ジャォ・ヂ・ウェィ・ダォ

 邦題もそのまま、「花椒の味」。

 

  すでにご覧になった方も沢山いらっしゃるでしょう。

 物語自体にあんまり工夫はなくて・・(失礼)

 そのまんま、というか、

  急に亡くなった父親が営んでいた、お店の味を

 娘が引き継ごうというか、味を思い出すことで父親との

 去りし日の思い出をたどる長女と、

  ここはちょっと意外でもあり工夫でもあるのでしょうが、

 自分とは別に二人のそれぞれ母親が違う妹たちがいて、

 いて、葬儀の当日初めて会って・・・の展開です。

 

  映画の中で、父親と娘を主題に据えた物語も多い。

 組み合わせて的には、父親と息子と同程度位かな。

  それよりも、母親と息子が多いし、母親と娘の

 物語が多いと思う・・。

 

   感想だけ述べておくと、

 この映画・・・ちょっとずるい!というか、

 物語そのものよろも、わたしが感心?したのはですね、

 ちょっと卑怯?ってか、これ!スター出まくり、それだけで

 もうなにこれ凄!って感じなんですけど。

 こんだけのスターを揃えたならそりゃまぁ、ね。

 そんだけでウリになるでしょう。

  さらに、大スターたちを脇役に使ったりしてます。

  リッチー・レンやアンディ・ラゥまでもが脇役。

  贅沢、贅沢・・・って

  この感じ分かっていただけますかね。

 

  もう一つは、ロケ地。

  あんまり、映画では強調はされてませんが、

  娘たちの一人は、ホンコン。

  一人は、重慶(中国大陸)

  一人は、台湾。

  ・・・って、三か所に離れ離れ。

  あり得ますよ、あり得るはありえる。

 

  でもこれも狙いでしょうね。

 

  わたしには、そうした画像の方ばかりに気が

 行ってしまって、物語を楽しむ・・・というよりは、

 映像が楽しめた映画でした。

 

 

  余談ですが、

 何故かこの長女役

  サミー・チェン(鄭秀文)見ていると、

 全く個人的なことですが、何の関係もない

 北海道在住の女性作家、桜木紫乃さんを

 何故か思い浮かべてしまいます。