となりのスゴイ・中国

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『パッキパキ北京』綿矢りさ

 

  綿谷りさ著『パッキパキ北京』を読み終えた。

 悪いが?この手の??本は一日で読み切ってしまい

 自分としてはちょっと物足りない。

 

  家の者はわたしに度々こう言う。

  「いつも言ってるが、定価もそれなりにしてるんだから

 もうちょっと、ゆっくり読んで楽しまないと費用対効果?

 が悪いでしょ。値段の分だけ時間をかけて楽しみなさい」

  と、おっしゃる。

  要するに・・・ケチ。

  値段の値と時間の長さを同じに考えているらしい。

 もしそうなら、映画だって大体が2時間であの値段だし、

 そんなら、小説の方が時間長く楽しめている。

 他の趣味の人たち、例えばパチンコの人なんか数千円は

 数分ですっちゃうだろうし、

  わたしはパチンコもその他の競馬・競輪などの賭け事

 をやらない。ただ、この話を出すと、賭け事の人たちは

 たま~に大勝ちしたりするので困る!

 

  この本のこの値段でそこそこ一日は楽しめたんだから

 良いんじゃい?ってのが、わたしの方の言い分だ。

  総ページ144ページ、定価1450円。

 まぁ~、家の者の話だと、1ページ10円って計算を

 してるんだろうなぁ~きっと。無視!!

   手元の本は、2023年12月発行。

 

  『パッキパキ』というのはなんだろう。

 「パキパキ」ならまだ、「ハキハキ」とか「テキパキ」

  とか、似たような音の言葉があるんで、何となく、

  そうしたキビキビした感じを言ってるのかなぁ~

  と思って手に取った。

  更に、最初の「パキ」の間に小さなッが入っての

  「パッキ」となると、また違うようだ。

   造語ですよね、綿谷さんの・・・多分。

 

   北京は分かるんですよ、綿谷さんよりは。

  じゃぁ~北京が『パッキパキ』かとういと・・・

  んん~綿谷さん、北京の乾燥状態を言ってます??

  或いは北京に暮らす人たちを言ってます???かね。

   なんとなくわかるんですよね、この

   『パッキパキ』の現わしてるところは、

   『北京』に対する冠ですよね、『北京』が

  『パッキパキ』だったのか、自分が『パッキパキ』で

   北京に行った物語なのか、まぁ~その辺は読んで

  戴いてどうぞ、それぞれにご判断していただきましょう。

 

   上の本の画像をご覧ください。

 

   この物語を表現したブックデザインです。

  中央に女性がおるんですが、こちらが主人公の

  菖蒲(アヤメ)お姐さんだとするなら、

  作中の菖蒲姐さん、確か、36歳のはず?ですから、

  若いなぁ~この格好。画像では微妙かなぁ~

  彼女の右手、ひも?が見えてますけど、この先に

  愛犬・ペイペイがいてるんでしょうねきっと。

   上の方に、「血拼爆买」シュェ・ピン・バォ・マィ

  とありますが、何の「爆買」なんですこれ??

   間に「通宵営業」の文字があるところをみると

  お店なんでしょね、24時間営業を謳ってる。

 

   ・・・というように、

  わたしは、本に限っては、表紙の隅々から

  奥付の細かい字まで見たりして楽しむような

  偏執狂的面があるので、

  この本の代金分はもう十分に楽しめましたよ。

   ほら、まだ、肝心の中身に入らないうちに

  もうこんなに長くなった。

   ということで、この続き、本の中身などは

  また明日!!