となりのスゴイ・中国

中国の、風景、習慣、食べ物、本、グッズ

『パッキパキ北京』ー5

  ようやく?この本の中身の?紹介に入りますよ。

 ・・とは言え、わたしのことですから、この本の

 故事(ストーリー)をここで長々とご紹介することはない。

 ですので、そちらをご期待の方は他の方の情報をご覧ください。

 

  ここでは、わたしの読後感想を綴っていきます。

 昨日、書いたのは入国成功!!まで、

  多分ですが、あの時点でもう中国の異様さ?ってのは

 菖蒲さんお気づきになったと思います。

  秘書の方が青島まで迎えに来てくれてるようですが、

 結構この青島→北京の移動だけでもそこそこ証明書やら

 なにやら大変なことになってるはず・・・

 

  さてさて、彼女の北京滞在生活や如何に??

 多分この作品で書かれている、滞在マンションはわたしの

 想像してるあそこだと思いますが、

  彼女(主人公・菖蒲さん)北京の中心部でないと、かなり

 ご不満のようですが、どうして、あそこはまだ好いほうで

 なかなかにあれで、条件としては悪くない、というか、まぁ

 北京であそこに住めればいいんじゃない?と思うのはこっち

 だけで、こんな不便というか中心街から外れたところに・・

 の彼女の思いは、彼女らしさが出ている。

 

  一度も出てこないので、彼女多分?中国のスマホ持ってない。

 使ってない。これはですね、結構大変ですね。直接の大変さは

 ないものの、何かにつけての大変さは彼女も感じたはず。

  日本のスマホを持って行って使ってはいますよね。

 でも・・・やっぱり、色んな中国アプリを入れておかないと

 不便ですよね。いや、不便を今は通り越してるな。

  また、全く中国語を解せずというか、普通?北京単身赴任の

 連れ合いの元へ・・となった時点で多くの後追い渡中者は、

 都内で簡単な中国語教室に行ったりですね、企業によっては

 そうした教室を手当てしてくれる企業もあります。

  まぁまぁ、度胸のいい彼女はそんなのは気にもせず、

 ずっと、日本語で通してますね。長くいるつもりもなかった

 のでしょうが、それにしても、彼女の小気味いいのは、

 その日本語をボソボソと使うのではなく、堂々とですね

 例えば外食の際の注文も物おじせず、ってとこが小気味いい。

  どうやら、長くいるご主人の方もあんまり中国語は使え

 ないようで、そうなると、やっぱり、気にするしないは別に

 しても、結構大変ですよね。同情しちゃいます。

 

  お住いのマンションはそこそこ住環境としては悪くない、

 話はしました。また、マンションそのものですね、居住空間

 として、彼女らの東京の住宅事情があまり語られてませんが

 それよりは、いいはず??

  マンション下検問所?も、一般の?中国人が居住してる

 その管理体制とは同じようでいてあれで違ってるんです。

 

 また、お二人同時にコロナに感染してます。

 更には愛犬、ペイペイの世話。

 別々の部屋に隔離??状態でのコロナ克服の数日は本当に

 大変だったでしょうね。病気になる、しかも、感染症、しかも

 外国、しかも、中国で・・・

  は、想像以上に大変だったはずです。

  でもでも、そこでもめげない、菖蒲お姐さん・・りっぱ。

 

  そして、迎える中国最大の祭典??春節ですよ。

 北京の冬の寒さについても記述されてますが、これがまた

 国外ということもあっての大変さはよく分かります。

 

  結論。総じて言えば、

  この物語、

  菖蒲姐さんの、コロナ克服物語というより、

  菖蒲姐さん、中国克服物語です。