となりのスゴイ・中国

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『パッキパキ北京』ー4

  ようやく、この本『パッキパキ北京』の

 中身?に入りますよ~、

  故事グ~・シ、物語は2022年年末、

 時あたかも中国はってか世界中が コロナ騒ぎ?

 のその時、主人公は独り中国へ・・・って

 ところから始まりますが、

  最初に言っちゃていいのかどうか、物語は

 な~んにも起きませんよ、

  殺人事件はもとより、誰かが急に何か病気になる

 とか、誰かが誰かを好きになるとか、その手のことは

 な~んもなく終わります。

  ガッカリ?ですか??

  まぁ、そういわず、それでて面白いんですから

 読んでみて下さいよ。

 

  まず、設定として、主人公菖蒲さんは結婚してまして

 その旦那がお仕事の関係で北京在住、

  物語の始まりは、菖蒲さんは独り東京にいまして、

 早い話がこの旦那、北京に単身赴任でした。

  序に加えておくと、旦那との年の差が確か20歳

 だったかな、年上の旦那です。

  それが、コロナもあって、頼れる人が傍にいて欲しい

 との哀願?を受けて、菖蒲さんが中国へ・・・

 

  時あたかも、コロナ最盛期。

 ってことで、まず、この入国が大変でしたでしょね

 わたしもその経験はありませんが、大体の想像?はつく。

  中国ってこうなると、こうなると・・ってのは一旦

 こうしたことがあるともう、徹底してやりますね、

 その徹底さはちょいと異常と言ってもいいでしょう。

  そこまで・・・ってくらい、やるので、

 菖蒲さん、入国の為には北京に行きたいのに、一旦、

 ここだけが窓口?として開かれていた青島チン・ダォ

 に運ばれ?てしまいますね。

  菖蒲さん全く中国語できません。ですので、周りを

 見渡し、また傍の人たちのやり方などをみて、入国審査。

  菖蒲さん国外旅行は初めてではないようですので、

 入国審査やらあの入国管理官の窓口を通るのは知っては

 いたとは思いますが、

  何せ飛行機に乗るその前の段階でのコロナ未罹患証明書

 とか、様々な普段は不必要な証明書が必要。

  かつ、2週間だったかな?有無を言わせずのホテルでの

 隔離?生活・・・これは日本でもやってたのか・・

  ということで、北京に行くはずが青島のホテルへ

 しかも、勝手な異動はできませんからバスでの護送です

 よね、そんな出だしがあの時のあの頃の中国コロナ対応

 が実際に作者が体験したかどうかは分かりませんが

 結構詳しく書かれていて、まぁまぁ、わたしには

 この編も楽しい・・・かな。

 

  多分?わたしも知っているあの青島のホテルでしょう。

 そして、彼女は青島といえば、青島ビールでしょ!

  ってんで、そこへもわざわざ見学に出かけてるよう

 ですが、だ~れもいない工場ってか遊園地ってか

 そりゃぁ面白くも何ともないよね・・・

  そして、中国式?新幹線で北京へ・・・

 

  が最初のくだりです。

 

  いや!違った、最初は確か彼女、菖蒲さんの

 東京での彼女のお友達との交流?場面があった。

  そこで、作者は読者のこの菖蒲さんなるお方の

 考えや性格や嗜好などをさりげなく、披露してました。

  このやり方も上手でしたね。

 

  そして、北京での再会・・・のあとはまた明日。